Fender,Gibson & My Model
ずっと僕らをワクワクさせてくれるストラトキャスターやレス・ポール。
テレキャスターとSGだってそうだ。世界の二大ブランド、FenderとGibsonの代表的
機種であるこれらは、登場から半世紀程過ぎた今も輝き続けている。
細かなモデル・チェンジはあったが、ほとんどが登場時のままのスタイルで
存在していることは、驚異的ですらある。

19世紀末にマンドリンの製造からスタートしたGibsonは、20世紀初頭から
アーチ・トップ・ギターの製作を開始。最初のエレクトリック・ギターは
1930年代らしいが、本格的ソリッドでのエレクトリック・ギターは、
1952年レス・ポールとの共同作業により誕生した。
片やFenderは、電気製品のプロフェッショナルでラジオの修理などが主な仕事
だったレオ・フェンダーが、ドク・コフマンと共に、スティール・ギターと
アンプの製造を始めたのが1945年。その後、レオひとりでフェンダー社を設立し、
テレキャスターの前身であるブロードキャスターを1949年に発表。
名機ストラト・キャスターは1954年に発表。

まったく流れの違うこの二つのブランド。
1954年生まれの僕は、彼らと共に歩んできたと言ってもいい。
そして、今も憧れ続けている。

そんなギター達に感謝の意味も込めて、Fender、Gibson、
そしてMy Modelにスポットを当てたライブを開催いたします。
それぞれの特徴や代表作を、トークと実演でお届けしたいと思います。
まぁ、あくまでも僕から見たそれぞれですが、みなさんとの共通項、あるいは
違った面、どちらも楽しめると思います。ギターに強く興味をお持ちでない方も、
ちょっとだけ覗いてみてください。意外にはまってしまうかも知れませんよ!
                           

田中一郎
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